2010年5月29日土曜日

発達障害と人間性

ちょっと長いけど引用。


産経新聞が発達障害についての俗説を広め、偏見を助長しようとしている件について - 俺の邪悪なメモ
更にヒドいのはこのくだりです。

発達障害児にテレビやDVDなどのない生活を用意し、豊かな言葉がけを行うよう保護者に指導したところ、大きく改善した。また「あやし」「笑わせ」「たかいたかい」などを実施したところ、子供が喜び、言葉が出て、人間性が回復することもわかった。


前半は、典型的なメディア有害論ですね。しかしテレビやDVDのせいで発達障害になることは100%ありません(発達障害と、子どもをテレビやDVDにどのくらい触れさせるかは、関係のない別の話です)。

が、本当にヒドいのは最後の「人間性が回復」という言葉。

この人は、発達障害で上手く言葉が出てこない子どもは人間性が欠落してるといってるんですよ!

ふざけんな! まずテメーの人間性からなんとかしやがれっ!

これは、いくつヒドいを重ねても足りないくらいヒドいと思います。

たしかにこれはひどい。

ちょっと冷静に考えれば言葉の問題か。学者さんだと一般の言葉の感覚とずれてるのかも。人間性でなく、社会性といわれれば違和感はない。言葉の問題か。
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