2010年5月29日土曜日

発達障害は病気ではなく個性、そうだけど

産経新聞が発達障害についての俗説を広め、偏見を助長しようとしている件について - 俺の邪悪なメモ
たとえば、記事には

発達障害は2歳までに発見して対応すれば治り、3歳までなら5分5分、4歳以上では困難になるという。


と、「早期治療で発達障害が治る」という意味のことが書いてありますが、これは明確な誤りです。

発達障害は、生物学的・遺伝的要因により現れる社会生活に困難をもたらす個性です。病気ではないので「治療」することはできません。

発達障害児に対しては「治療」ではなく、特別支援学校(養護学校)へ進学するなどして、その個性がうまく社会に適応して自立できるように支援する「療育」を行うのです。

元の文を読まずに書くのもあれだけど、ここで治療と言ってるのは「日常生活に支障をきたさないレベルになる」ということをわかりやすく治療と表現してるんじゃないかな。
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